🚢初心者必見!ツアーセンター長が紹介する長距離フェリーの旅はじめ

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当社では昨年より長距離フェリーに乗船して、今までなかなか行けなかった場所に旅行しよう!というツアーをご案内しております。

しかし、あまり馴染みが無いこともあり「船内での過ごしかたは?」「どんな準備すればいいの?」など疑問がいっぱいだと思います。
フェリー旅好きな企画担当者“たいぞう”がよくある質問から、いろいろと教えちゃいますね。

船って揺れるの?船酔いって大丈夫??

ホテルや旅館と違いますのでまったく揺れないということはありませんが、最近の大型船は横揺れ軽減装置をつけておりますので、大きな揺れは発生しにくくなっています。
また、乗船する区間によっては天候の悪化がない限りはほとんど揺れません。

・瀬戸内海航路(関西⇔愛媛や大分・門司など)→ほとんど揺れません
・太平洋航路・日本海航路(名古屋⇔北海道、関西⇔鹿児島、北陸⇔北海道など)→冬期と一部地域で揺れますが、その他の地域での揺れは少ないです。
※揺れる場所は内海から外洋に出てすぐと暖流と寒流がぶつかる地域です。揺れる時間はおおよそ2~3時間くらいです。(千葉県犬吠埼沖や新潟県佐渡島沖など)

船酔いが心配な方は酔い止めを必ずご持参ください!船内では販売しておりません....
集合場所の名古屋駅西口地下にもドラッグストアがあります。
薬を飲むタイミングは乗船してから、出港までの間で大丈夫です。
昼以降に到着する航路の場合は翌朝に再度飲むのがおススメです。

どんなものを持っていくと便利?

ホテルや旅館に宿泊するときと同じ準備で大丈夫ですが、さらに追加するとすれば「船内で過ごす服」があると便利です。
等級によっては浴衣などがありますが、大浴場に行くときと船室内のみでの利用に限られます。豪華クルーズ客船のようにドレスコードはありません。
夏はTシャツ短パン、冬はスウェットくらいの部屋着感覚で大丈夫です。

スタンダードの等級では洗面用具の用意がありませんのでご用意いただくか、船内売店で購入になります。

私のおススメは「手で空気を抜くタイプの衣類用圧縮袋」です。着ていた服は畳んでもかさばります。この袋に入れて空気を抜くとかなり圧縮されますので場所を取りません。

船内ではどのように過ごすの?

時を忘れてゆっくり楽しもう!

航路や時間によって違いはありますが、長時間のんびりと時間を気にせず過ごせるのが長距離フェリーの醍醐味。

大海原の眺めをゆっくり眺めたり、大浴場で入浴しながら景色を楽しんだり、
ロビーからの夜景やレストランで食事をお楽しみください。
朝は船上からの日の出など幻想的な瞬間に立ち会えるかもしれませんよ。
到着時間が遅い航路は普段できない朝寝坊もできますよ。

航路によっては無料で鑑賞できるショーや映画の上映があります。
有料にはなりますが、カラオケボックスやゲームコーナーもあり、ホテル顔負けの設備を楽しむことができますよ。

テレビやWi-fiはあるの?

上級等級の船室にはほとんどテレビが付いております。スタンダードの等級は付いておりません。
ロビーにテレビが設置しております。船室のテレビは陸地が近い航路の船は地上波も受信しますが、基本的には衛星放送の受信のみになります。
Wi-Fiは船によって対応しておりますが、メール受信程度の通信速度なので検索や動画視聴には適しておりません。携帯電話の通信も圏外になる地域もあります。

船内での支払いは?

売店やカフェでの支払いですが、一部でクレジットカードやPAYPAY・交通系ICが使えますが、通信状況が悪いと使えませんので、現金をお持ちになることをお勧めします。
船内や乗船ターミナルにはATMがありませんので事前にご用意ください。

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この記事を書いた人

ツアーセンター長・たいぞう

年間100本以上の企画を作り上げるたいぞうがいま一番力を入れているのは実はフェリー旅行。
たのしい旅をお約束しますよ!